包茎手術の敷居は低くなっています

包茎とは、亀頭が包皮に包まれて露出されてない状態をさしますが、大きく真性包茎、仮性包茎に分類されます。真性包茎は、包皮の開かれた部分が狭く亀頭を露出することができない状態、仮性包茎は、主に包皮に余剰の部分が多いだけで、包皮を剥くと亀頭を露出することができる状態です。真性包茎の中には、包皮と亀頭がくっついている癒着包茎というものもあり、性行為の際に不便であったり、痛みを伴ったり、また、恥垢がたまり、陰部が不潔になる、匂いを伴うなどという点から、手術を必要とする場合があります。また、仮性包茎の場合でも、同様の点から、手術をしたほうがよい場合もあります。日本人においては、仮性包茎の男性はかなり多いということですから、多くの人が一度は考えたことがある密かな悩みなのではないでしょうか。しかし、包茎の男性が多いことも原因してか、その手術は割合に安価であり、雑誌などのその広告もたくさん載せてあり、手術をしようという人が困ってしまうことはそれほどありません。先日も、テレビでお笑い芸人の方が、現在手術後であまり激しく動くことができないなどと話題にしていたり、昔とはちがってずいぶん敷居が低くなったような気がします。少しまとまったお金がたまったら、歯を矯正するような感覚で、包茎の治療をする時代が来ています。あとは、治療後の回復、抜糸がもっと早く済むようになると、より包茎治療は市民権を得られるように思います。