包茎の度合い

包茎の度合い

包茎の度合いにより治療法が違います

男性器を包んでいる皮が長すぎたり、癒着しているなどの理由で亀頭を露出できない状態を、包茎といいますが、その度合により三段階に分けられます。最も多い症状が、通常は皮で亀頭が隠れていますが、自分の手でめくれば比較的容易に露出でき、勃起時には自然に露出する仮性包茎です。似た症状で亀頭を露出することはできますが、皮の露出口が狭く、長時間の露出には痛みを伴うのがカントン包茎です。一番深刻な症状は、皮と亀頭が常に癒着した状態で勃起時にも亀頭が露出しない真性包茎です。性器は不衛生になりやすい部分で、包茎の人は特に不衛生になりがちです。匂いがきつくなったり、垢が溜まったりすることで早漏や性病の危険性が高くなります。出産時に包茎が確認できた場合には産科医が自らの手で露出させるなどして改善することもありますが、成人してからも包茎状態の人は手術を含む専門医の治療が必要です。手術は余分な皮を切開することになりますが、その方法は六種類に分類できます。一番良く行われるのは環状切開と呼ばれる方法で、皮の余分な部分を確認し切り落としてから、縫合する方法です。他には背面切開、皮の癒着を剥がしてから先端部分から縦にメスを入れて、皮を広げて縫合します。亀頭直下埋没法は皮を切り取った後に皮の先端部分を直接性器に縫合する方法です。似た方法で切り取った後に抜糸の必要がない医療用の糸で数カ所固定するナチュラルピーリング法もあります。皮を切除するラインを亀頭のすぐ真下に合わせて縫合する方法は複合曲線作図法です。縫合するかわりに人体に影響を与えない医療用接着剤で固定する方法が根元部固定法です。

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